がんばれデリシャ!の巻

がんばれデリシャ!の巻

(手前は竹部さん、奥がチャーマア・ハイジ)



東京に来てかれこれ3年半ですが、東京でのはじめての友人がチャーマア・ハイジという女性でした。これが個性の塊のような人で、しばしば影響を受けました。

彼女はデリシャスウィートスという集団の長です。この集団、何をしているかとは一言では現せません。ダンス?歌?ファッション?パフォーマンス?運動? 全部そうだって言えるのが怖いところ。すごく馬鹿らしく、かっこよく、洗練されていて、また愛らしいんです。

取材していた見世物小屋出会った彼女達です。そういえば一番はじめに見た大きいステージは10周年記念と称したもので、今は亡き新宿コマ劇場内のグランドキャバレーで行われました。ひどく感動したのを覚えています。

今回は新宿はFACEです。歌舞伎町のど真ん中。何百人と入る大きいステージでデリシャが飛び回ります。

5月の18日(金曜)は18時30分から

5月の19日(土曜)は16時から

みなさん、この機会に行って見ましょう。40人ほど?のダンサーが一斉に踊る様はとにかく圧巻です!!

チャーマア・ハイジという人は、世に言う天才肌の人です。常に自分の嗅覚、感覚に正直で、常にパワーを持て余しています。私みたいな若年寄には理解しがたいバイタリティーです。昔、音にも色があるとかいう話をしてたとき、「濃い赤っていうイメージがあっても、血の赤と、生理の赤って全然違うし、イメージの世界って無限よね~」とか言っていた気がする。一見レトロ趣味かと思われがちだが、中身は違う。「昭和歌謡」なんて小さいシーンには目もくれず、ひたすらナチュラルボーンで頑張っています。しかもテイストが微妙に変わっていくから毎回新鮮。

そんな彼女の頭のなかに渦巻く、有象無象が、ステージで花開くのがデリシャスウィートス。ちなみに、一番前にいるのはチャーマアではありません。ブレインだからあんまり前に出ないんだそうな。これもはじめて知ったときは「かっこええ」と思ってしまいました。

ところで、今の私があるのはデリシャの面々が居るからと言っても、過言ではなく、ここに感謝の意を記しておきます。辛かったあんな時やこんな時、助けてもらったからね。

ここという場所があるのは、人との繋がりがあるからこそでして、デリシャはそんな泥臭いことをサラッとステージで見せてしまうのでした。

 

今週末は是非どうぞ。…

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友人、増村十七のデビューです

友人、増村十七のデビューです

友人である増村十七の漫画家デビューです。今週のヤングガンガン。

東京に来て3年半ですが、中野にきた次の日くらいに出会った友人であります。煩悶しながら書き続けていたので、本当めでたいです。しかも今回の漫画、本当に面白いので、みなさんヤングガンガンを買いましょう。305pから彼の漫画です。

ちなみにこれが1こま目。かなりいい掴みです。買った人はアンケートで投票してやってくださいね。おめでとうございます。…

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KARAAGEについて

KARAAGEについて

しかし、本当に日本ってヤバいのね。首相の政治判断で国民の生活や安全が簡単に奪われるなんて。。。。迂闊に言えないが、全体主義を感じる。国もメディアもことごとく腐敗しているのし、東北、福島で起きている悲劇が日本全体としての悲劇だと、どれほどの人が思っているのだろうか。

沖縄の返還前に大江健三郎が言っていた  沖縄が日本に属しているのではなく、日本が沖縄に属していると思うべきだ   という言葉がささる。

災害はもとより、人災に対しては誰もが一石を投じるべきだし、メディアはあったことを伝えるだけでなく、民が発言できる術をもっと提示するべきだとも思う。原発、消費税増税、沖縄の基地問題、TPPなど、世論、マニュフェストは完全無視。考えただけで鬱屈とした気分になる。

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というのは置いておき、さて、私はから揚げが好きだ。私のから揚げは最高に美味しいという自負がある。

まず、醤油、みりん、砂糖、塩、コショウ、すりおろしにんにく、摩り下ろししょうが、片栗粉少々とぶつ切りした鶏肉を良く混ぜ(この配合が味を大きく左右する)、冷蔵庫で6時間寝かせる。そしてダシをよく落とし、片栗粉でまぶしてさっと揚げる。油が高温すぎてもいけないし、低温すぎてもいけないから火加減がやや難しい。

そうすると外はカリカリ中はふっくらなから揚げが出来る。当たり前のレシピだが誠実にやると本当に美味しい。

 

しかし中野に引っ越してから革命的なから揚げに出会う。



 

近所のお肉屋さんである。新井の商店街にある佐藤精肉店。ここのから揚げが絶品なのである。



注文してから揚げてくれるのだが、肉をから揚げの衣にちょいちょいとひたしてすぐに揚げる。ううんスピーディ。

 

しかし、今まで出会ったどのから揚げより美味しい。なかなかジャンクな味で油っこいのだが、衣自体にしっかり味がついている。もちろん、安いので肉はそんなにいいものは使っていない(たまに軟骨っぽいものも混じっている)。

 

このスピード感と衣のしっかりした味付けには頭を打たれた。よく見ると衣がちょっとオレンジっぽい。何をつかっているんだろうか。これを掴めば即座に美味しいから揚げが出来るのだ。(から揚げは至極面倒なので1年ほど実践していなかった)

試しにやってみた。とにかく衣が重要。まず小麦粉、片栗粉と水と卵を程よく混ぜる。そして塩コショウ、にんにく、醤油、ええい!ウェイパーちょっと入れちゃえ。

 



というわけで出来上がったから揚げ。上のから揚げと見比べると、衣が随分分厚くなったのがわかる。おそらくいつも使わない卵を入れたのが間違いだったようだ。あと、片栗粉が多いのも、竜田揚げに近づくから間違いだろう。しかし小麦粉だけでも佐藤精肉店のから揚げには近づかない。次は上新粉などを試してみようか。肝心の味だが、ポン酢をつけないと、あまり味の無いから揚げだった。もちろん、ある程度は美味しい。

衣に対する味付けは奥が深い。第一、入れるものが限られているようにも思う。それが間違いなのだろか。。。しばらくから揚げはお腹一杯だが、また偵察に佐藤精肉店のから揚げを買ってみよう。

私が求めるのはいつでも簡単に作れるというスピード感。それに対するクオリティ。もちろん、漬け込んだから揚げは美味しい。それは当たり前。

 

から揚げ道、まだまだ続く・・・・。…

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散文的に日記を

散文的に日記を

山田洋次の初期中の初期作品『下町の太陽』鑑賞。思ってたより面白かったし、これから日本が差し掛かる高度経済成長に対するアンチテーゼもあったし、最期の賠償千恵子が笑うシーン、すごくいいし。でも暗いし、痛快さに欠けるし、変なアオリが多いし。あまり煮えたぎらない作品。

 

 

太宰治の愛人の娘、太田治子の『石の花-林芙美子の真実』読了。なぜかめちゃくちゃ時間がかかった。でも林芙美子が、そんなに言われるほど嫌な女なのか、夫の手塚緑敏とは全然仲が良くなく、ずっと他の男と恋愛していた、そして戦争中の林芙美子の思想などかなり勉強になった。林芙美子は、私の中で女の代表的存在。自分の欲望と感情に常に向き合い、そして数々の名文を産んでいった。そんな彼女が何と戦い、彼女にとって戦争が何だったのか、男がなんだったのか。うすらぼんやり、光景が見えてくるような本だった。ただ、結構退屈な本でもあった。

 

彼女は日中戦争がいつ起こるかわからない緊張の中女1人で堂々とシベリアを横断しフランスへ旅行し、恋をした。そんな、身長が小さく、恐らく足の細くない女である。彼女が亡くなった1951年。葬儀には沢山の人々があつまり、落合にある林邸は垣根が切られた。彼女と連れ添い、貧乏のどん底でずっと金の無心を続けていた実の母親は、芙美子が同じ屋根の下で死んだという報を聞くと同時に女中にこういった。「人が大勢くるから、お風呂のお湯を沸かしてちょうだい」と。自分の身の清潔を第一に考えたのだった。そして火葬場から帰るとき、作家仲間の女性が「ねえ、せっかくこんな機会だから、芙美子さんのいい話でもしましょうよ」というと、女流作家たちはみんな口をつぐんだという。

 

それだけでも凄い女性だったことが解かる。でも林芙美子はそんなに嫌な人間では無いと思う。何故そう思うのか、久しぶりに彼女の短編を読み直して行こう。

 

 

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また、自分の祖母が亡くなり3年が過ぎた。もう先月の話だが。あの時のことは思い出したくもないし、お陰で夜の11時以降に家族から電話がかかってくると心底ビビる。ただ、あの後じいちゃんが落ち込み、京都の家族が大変な思いをしたし、どうなるのか心配で仕方なかった時もあったが、何とか独居老人として頑張ってくれている。戦中派の根性はすごい。息子を亡くし、妻も亡くし、私なら、あんなに立ち直れないだろうなあと、常に彼を尊敬している。

自分は88になっても、前に進めているだろうか、生きているだろうか?疲れやすくなったとか、しわが増えたとかいうレベルでない老いに対し、脅威を感じている。といういま一秒も、肉体は朽ちている。この間京都に帰り、仏壇の前で手を合わせたとき、ずっとこのまま手を合わせてうつむいて居たいと思い、妙に心地が良かったのは何故だろうか。信心深くなってきたのかな。ところで自分はこの88のじいちゃんよりも、本当の意味で「生きる」ことが出来ているのだろうか?甚だ疑問に思った。

 

 

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民藝というものは非常に難しい。先日民藝館の講演会に出かけた。まず、民藝は生活に使われているものにこそ、実は美が内包されているという考え方。いや、かなりざっくりね。今みたいに工業製品(プロダクト)が出回りまくる前、昭和初期の話です。その創始者が柳宗悦。説明が面倒なので、色々割愛しますが、宗悦に対し、いろいろ疑問点が残る。

民藝というのは、作家性というものと対極にある。~~作家の~~の何がいい、ではなく、~~地方の~~がいい、ということである。名のない民衆が、当たり前のように作って、使っているのもののなかに、職人の技であったり、伝統的な模様であったり、ユーモアであったり、人間の普遍的な美が存在しているのだ。雪の降るところは手工芸が良く発達した。冬は家にこもるからね。

でも、柳宗悦は棟方志功、河井寛治郎などの作家をはべらせていたのは、民藝と矛盾していないかという点が疑問。そして民藝というものがイデオロギー化してしまい、民藝館そのものが保守的な立場しか取っていないように見えるのも、気になるところ。まだまだ勉強不足で知識が無いので何ともいえないけど、民藝は「縛り」ではないんじゃないかと思ったりする。じゃあなんなの!!?次回へ続く・・・。…

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(音を追求しすぎて自分で楽器を作ってしまった人の話です)


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